おすすめイラスト本『デザイン視点でイラストを描く』mashu(著)

イラスト技法書
ラムネ
ラムネ

帰省の新幹線で読めるような、お手軽サイズのイラスト本ないかな~

と思い、駅の本屋さんで運命の出会いをした本はこちら↓

読みながら思ったことは、

これはお絵描き初心者~中級者にとっては目からウロコ本だ!

なぜ平積みにしないんだ!本屋さん!!

内容はもちろんのこと、本の構成やデザインのひとつひとつがシンプルかつ簡潔にまとめられており、人に何かを伝えるということはこういうことなのだと実感させられました。

たまに「イラストを教える本なのに文字ばっかりやんけ!」「イラストばっかり載せて解説ないんかい!」…などの問題がある本が売られていますが、本書は違います。

取り上げる1テーマ毎に解説とともに図解がされており、それらをもとにした著者のイラストも見ることができるので、読者側は、「あぁ、さっき書いてあったこういう事がこう描いてあるのね」などと納得しながら読み進めることができます。

本書は、イラストを描くにあたって知りたい、イラストのアイデアの出し方、線の描き方、色の選び方etc…多方面に渡って解説されているので、「イラストの技法書が欲しいけど、どれを選んでいいか分からない!」「イラストを描きたいけど、何を描いたらいいか分からない!」とお悩みの方には特におすすめします。また、ある程度イラストを描ける方にとっては、困ったときに気軽に引ける辞書のように使えると思います。

本のサイズも、A5の160ページというお手軽サイズなので、机の片隅に常備でき、バッグに入れて持ち運ぶのも苦にならない程度の大きさという点もおすすめポイントですね。

「自分の伝えたいこと(イメージ)を相手に伝える」ということを過不足無くできる人はあまり多くはいないでしょう。しかし、「その伝えたいこと(イメージ)をより良く相手に伝える」為に言語に文法というルールがあるように、絵にはデザインという法則性があります。人に何かを伝えるためには、情報を整理して渡す必要があります。本書では、その方法を用いたイラストの描き方を解説しています。

文字ではうまく伝えられず、図で相手の理解を促したい方、SNS等にアップしたイラストにいいねがなかなか付かず悩んでいる方などは、一読の価値があります。

まとめ

  • 本の構成が要所毎に簡潔にまとめられている
  • デザインの方法を知ることで、イラストで伝えたいことを伝える力が身につく
  • 線の選び方から色の選び方まで解説されているので、初心者~中級者におすすめ

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